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NVMe登場で早まる第1世代フラッシュストレージのリプレース時期、なぜ今なのか?高速大容量化するも「データの交通渋滞」が課題に(2/2 ページ)

企業のフラッシュストレージシステムに第2の波が来ている。選定において、パフォーマンスと容量の最適化や、柔軟性確保とネットワーク接続など、考慮すべき要件が多くなった。

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何を求めるべきか

 次のフラッシュストレージシステム購入への第一歩は、ストレージシステムの3つのタイプ、すなわち全社的なストレージシステム、特定の環境をサポートするシステム、アクセス頻度が低いデータを保存するセカンダリーストレージシステム(もしくは連携する別システム)のうち、どれを購入するか決めることだ。

 重要なのは、ほとんどの企業にとって、オールフラッシュのデータセンター構築は現実的でないことを理解することだ。プライマリーストレージのオールフラッシュ化は実用的ではあるが、オールフラッシュのデータセンターとは全くの別物だ。ほとんどの企業では、社内データの80%以上は1年以上アクセスされておらず、そうしたデータをフラッシュに保存するのは、IT予算の浪費になる。

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