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JavaがIoTアプリケーション開発に最適である8つの理由デバイスからデータセンターまでを網羅(2/2 ページ)

企業は近年、事業の質の向上とコスト効率化を両立できる新たな技術を常に探している。Javaベースのソフトウェアやアプリケーションは、企業がこうした価値を実現する上で役に立つ。

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組み込みアプリケーションにJavaを使うべき主な理由

 組み込みアプリケーションにJavaを使うべき理由は幾つかあるが、本稿では8つを取り上げる。

1.標準APIが多数用意されている

 「Java SE 7(Java Platform Standard Edition 7)」には4000種類近くの標準API(アプリケーションプログラミングインタフェース)があり、ネットワーキングから並行処理まで、さまざまな用途に利用できる。必要な要素が既にほぼ全て書かれているので、コードを書き換えなくてもアプリケーションを動作させることが可能だ。

2.環境に依存しない

 Javaには、1度書けばどこでも実行できるという特徴がある。JavaはPCでも組み込みシステムでも使用できるので、開発者はターゲットとなる環境やデバイスを意識する必要がない。アプリケーションをJavaの新しいバージョンに移行する場合も、必要なのはコードの再コンパイルだけだ。

3.セグメンテーション違反を回避できる

 Javaは非常に強固なアプリケーションプログラミング言語だ。CやC++とは異なり、Javaは全てのオブジェクト参照に暗黙的ポインタを使用するので、バッファーオーバーラン(設計者が意図していないメモリ領域の破壊が起こされるバグ)やメモリアクセス違反など、アプリケーションが突然停止する原因となり得る各種の問題を回避できる。Javaを使えば、さまざまな頭痛の種を取り除くことが可能だ。

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