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疲弊するIT担当者のためのERP選定に役立つユースケース10選:選択肢の多さがIT担当者を苦しめる(2/2 ページ)
ERP選定プロセスでまずしなければならないのは、ERPが本当に必要かどうかを判断することだ。そこで、組織にとって最も効果を発揮するERPを示すためにERPのユースケースを10件選んで紹介する。
ERPに複数の役割を求めるサービス企業
専門サービスを提供する企業は、自社の財務、営業、業務の適切な連携を望んでいる。全員が同じデータを使用することで、エラーや業務上のミスを減らしたいとも考えている。
こうした企業が選ぶのは、サービスへの従事や記録のアクティビティー、リソースの利用やサービスにかかるコストを追跡できるサービス指向のERPだ。
優れた分析を必要とする中規模企業
中規模企業の中には、ERPに別の使い方を求めることがある。中規模企業は、経営効率改善のため、優れた分析ができるようにERPの機能拡張を考えている。
こうした企業は、ERPシステムにビジネスインテリジェンス(BI)のコンポーネント(部品や機能)を追加する。
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