WindowsマシンをChromebookにする「CloudReady」の挑戦:Webブラウザをコンピュータに(前編)
Windowsデスクトップの切り崩しに名乗りを挙げたChrome OS陣営。その中でNeverwareはChromebookベンダーとは異なるアプローチを取る。Chromium OSベースの「CloudReady」は企業に受け入れられるのか。
魅力的なビジネスアプリケーションがSoftware as a Service(SaaS)として配信され、さらにブラウザアプリケーションも成長している今、「Windows GUIからより軽量なインターネットブラウザインタフェースに乗り換える」という選択肢がIT業界に提示されるようになっている。
ここで登場するのが、Googleの「Linux」ベースのOS「Chrome OS」だ。「Chromebook」でブラウザの「Chrome」を実行するよう設計されているこのOSは、ビジネス界である程度の勢力を示し始めている。企業利用できるレベルのChromebookがWindowsノートPCと同等の価格で売り出されるようになり、「Chrome OSはWindowsの廉価版」という認識が変わろうとしている。またソフトウェア面では、Chrome OSを古いPCで実行できるようにする取り組みも行われている。
「CloudReady」(訳注)の開発元であるNeverwareも、この取り組みを行っている企業の1つだ。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
優先度高いWindows 10移行と低いDaaS/シンクラ導入意向
「Windows Virtual Desktop」の戦略と競合サービスの反応
Googleのゲームサービス「Stadia」はVDI/DaaSの転換点
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.