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Windows 10の復元ポイントを楽に管理できる「PowerShell」コマンドまとめ:Get-ComputerRestorePointなどのコマンドに関するドキュメントを紹介
Windows 10を以前の状態に戻すことができる「復元ポイント」の取得や管理は、「PowerShell」を使うと効率化できる。復元ポイント関連の主要なPowerShellコマンドと、そのドキュメントを紹介しよう。
「Windows 10」のコマンド実行環境「PowerShell」を利用すれば、特定時点でのシステム状態を保存する「復元ポイント」をうまく処理できる。加えてレポートの面でも単純化でき、理解しやすくなる。
そもそも復元ポイントを使う価値があるのかどうかについては、多少の論議がある。むしろOSを含めたディスクイメージを丸ごとバックアップするイメージバックアップを定期的に取得した方がよいという意見もある。OSの問題を解決するための初期段階として、復元ポイントを活用する価値はあるという意見もある。
私は個人的に、本番環境のマシンについては毎日イメージバックアップを取得し、さらに手持ちのWindows搭載PC全てで復元ポイントを有効にしている。私は優柔不断だろうか。そうは思わない。自分のPCを守る上で、私はこれを、防御に対する「ベルトとサスペンダー」的なアプローチだと見なしている。
同じように、私はオフサイトにおける追加的な措置として、本番環境のシステムを週に1回、それ以外のシステムについては月に1回、クラウドにバックアップしている。
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復元ポイント関連のPowerShellコマンドのドキュメント集
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