特集/連載
Javaのプロが避ける「波かっこ」の“駄目”な使い方とは?:より適切なプログラミングを目指して
「Java」や「C++」をはじめ、さまざまなプログラミング言語で大きな役割を果たす要素が「波かっこ」だ。一般的なIDEの設定を踏まえて、好ましい波かっこの使い方を理解しよう。
プログラミング言語には根本的な共通点がある。一般的に、
- 変数宣言
- 条件式
- 関数
という3つの要素から成ることだ。条件式を評価して、その結果に応じて演算する関数の集合体がソースコードになる。
どのようなプログラミング言語でも、こうした基本的な考え方に変わりはない。処理の集合としてソースコード全体を記述する「手続き型」か、データと処理(メソッド)をまとめて定義した「オブジェクト」を組み合わせる「オブジェクト指向型」かにかかわらず、プログラミング言語に共通した考え方だと言える。
プログラミング言語によって大きく違うのが、「波かっこ」(「ブレース」「中かっこ」とも)の使い方だ。
そもそも「波かっこ」は何のためにあるのか
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.