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「遠隔医療4600人体制」を夜通し作業で実現した医療機関の“信念”:COVID-19で遠隔医療に切り替えた医療機関【後編】
医療機関Penn State Healthはパンデミックに対処するために、医療従事者とスタッフ合わせた約4600人を一気に遠隔医療体制に移行させた。同機関が「遠隔医療は、今後の医療戦略を前進させる鍵」と考える理由は。
前編「『遠隔医療』にコロナ禍で一斉移行した医療機関の“教訓”」に続き、本稿も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で遠隔医療に切り替えた医療機関の事例を紹介する。
米国ペンシルバニア州の医療機関Penn State Health Milton S. Hershey Medical Center(以下、Penn State Health)で副院長を務めるクリストファー・ラコー氏も、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)に対処するために遠隔医療体制の構築に注目していた。
“夜通し”作業で遠隔医療システムを増強
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