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ほぼ確実に侵入可能? 正規プログラムを乗っ取る「スクワッティング」の脅威:OSSは危険なのか【後編】
OSSの正規のプログラムを乗っ取る攻撃方法「スクワッティング」をセキュリティ研究者が発見した。具体的な攻撃方法や危険性を解説する。
セキュリティ研究者のアレックス・ビルサン氏とジャスティン・ガードナー氏は、ソースコード保管場所であるレジストリに、偽のソースコードを忍び込ませる攻撃手法を発見した。この攻撃手法は、オープンソースソフトウェア(OSS)のパッケージ(拡張機能群)のうち、企業が社内でホストしているプライベートなパッケージの名前が、ソースコード共有サービス「GitHub」で誤って公開されていたことを悪用。正規のプライベートパッケージを偽った悪質なソースコードをレジストリにアップロードすることで、標的企業に偽のソースコードをダウンロードさせ、標的に侵入する。
「ほぼ確実に侵入可能」 スクワッティングの本当の怖さ
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