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個人を特定しない「コンテキスト広告」はどこまで使えるか?サードパーティーcookie廃止がIT部門にもたらす影響【第2回】

サードパーティーcookieに代わる、デジタル広告のための新しい手段には何があるのか。現在考えられる主な手段のうち、「匿名セグメントによるターゲティング」「個人を特定しないターゲティング」を紹介する。

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 サードパーティーcookie(ユーザーが閲覧したWebサイト以外の第三者に送信するcookie)の利用が自由にできなくなることで、デジタル広告は一つの転機を迎えている。これまでサードパーティーcookieを個人のターゲティングやWebサイト間の閲覧者トラッキング、広告表示と購入の関連付けに活用していたマーケティング部門にとって、サードパーティーcookie廃止は現在進行系の難問だ。今日の企業のほとんどがユーザーデータを利用している以上、システムを守るIT管理者も無関係ではいられない。

 IT部門がサードパーティーcookieに代わるデジタル広告のための新しい基盤を構築する手段として、現在考えられるのは主に4つ。前回はそのうち「代替ID」「チャネル独自の個人識別データ」を説明した。今回は残る2つの手段を紹介しよう。

手段3.個人を特定しない「コンテキスト広告」

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