データ活用の民主化 ビジネス環境の変化を組織全体で乗り切るには：データ活用でVUCA時代を乗り越える

将来を見通すことが困難なVUCA時代を乗り切るには、現場担当者も含めた組織全体のデータ活用である「データ活用の民主化」が肝になる。現場主導でデータ活用できる組織をつくる方法はあるのか。

[ITmedia]

　DX（デジタルトランスフォーメーション）という言葉がバズワードのように広がるが、DXによる業務改革以前にそもそも組織に蓄積したデータを有効活用する環境が整っていないのが現状だ。

　社会やビジネスにとって将来を見通すことが困難な状況「VUCA時代」といわれる今、企業はビジネス環境の変化に俊敏に対応するため、過去から現在までのデータから未来を読み解く力が求められる。そこで経営層やデータサイエンティストだけでなく、現場担当者も含めた組織全体でのデータ活用、つまり「データ活用の民主化」が肝になる。

　しかし、現場主導のデータ活用が進まない組織においてデータ活用の民主化を進めるにはどうすればいいのか。本稿では、それを解決するための手法を解説する。

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