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コーディング不要のIT職「プロジェクトマネジャー」「ソフトウェアテスト担当者」が担う役割とは:コーディングスキルがいらないIT職8選【第2回】
コーディングスキルがいらないIT職であるプロジェクトマネジャー」「ソフトウェアテスト担当者」とは何か。それぞれの具体的な業務や必須スキルを解説しよう。
「IT職にはコーディングスキルが必須だ」という考えは誤りだ。コーディングスキルを必要としないIT職は幾つかある。こうしたIT職の主要な8つのうち、3つ目と4つ目を取り上げる。
IT職3.プロジェクトマネジャー
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連載:コーディングスキルがいらないIT職8選
コーディング以外のスキルの重要性
「プロジェクトマネジャー」の主要な仕事は組織化だ。具体的な業務を以下に示す。
- 時間と人員の効果的な管理計画を立てる
- 予算を組む
- プロジェクトを監視する
- プロジェクトに関する情報を文書化する
- ベンダーとの契約を管理する
- リスクを特定して対処する
- 特にプロジェクトの予算を削る可能性のあるリスクには注意を払う。
優れたプロジェクトマネジャーであるためには、会話か、文面でのやりとりかを問わず、確かなコミュニケーションスキルを身に付けておくべきだ。事務作業に抵抗感がないことも重要となる。
IT職4.ソフトウェアテスト担当者
「ソフトウェアテスト担当者」には以下の役割がある。
- バグ、障害、改善すべき点を特定して、ソフトウェアが想定通りに動作できるようにする
- 一般的なテスト方法を熟知した上で、以下を実施する
- どのテストが最適かを判断する
- テストシナリオを構築する
- テストツールを選択する
ソフトウェアテスト担当者は、開発チームにテスト結果と修正すべき点を説明する必要がある。こうした役割を果たす上で、コミュニケーションスキルは有力な武器になる。データベース管理システム(DBMS)のクエリ(データを操作する命令文)、タスク自動化、セキュリティ、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)に精通していることも、優秀なソフトウェアテスト担当者の条件だ。
第3回は、5つ目と6つ目のIT職を紹介する。
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