“どうしてもやりたくない仕事”が自然に片付く「魔法の15分」とは?:テレワークの開発者がやる気を保つヒント5選【第2回】
テレワークはやる気をそがれやすいものだ。面倒なタスクに手を付けるのがおっくうだと感じたら、ちょっとした工夫をすることで気分が乗ってくることがある。何をすればよいのか。
同僚からの刺激を得づらいテレワークは、仕事へのモチベーションを失いやすい業務形態だ。テレワーク中の開発者がやる気を保つ5つのヒントのうち、2つ目を取り上げる。
ヒント2.面倒な仕事には「魔法の15分」を活用する
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連載:テレワークの開発者がやる気を保つヒント5選
テレワーク時のメンタルケア
どんなに仕事が好きでも、やりたくない仕事はあるものだ。システム開発分野で例を挙げると日付計算がある。具体的にはアプリケーション、データベース、クライアントデバイスが異なるタイムゾーンを採用している場合に、時刻を変換したり、書式を整えたりする作業だ。
我慢してスケジュールを決め、作業を済ませることが最善であることは間違いない。ただし最悪の場合、何日も、何週間も憂鬱(ゆううつ)な気分が続き、気付いたときには完全に行き詰まってしまうことがある。こうした状況に陥った場合、以下の方法を試してほしい。
- 作業を15分ずつのまとまりに分割する
- 決心して次の15分間は作業に集中する
- アラームをセットする
恐らく最初の15分がたった時点で、あなたはタスクがそれなりに進んでいることに気付くはずだ。その状況を見て15分後にアラームを設定する。そして次の15分が過ぎ、作業はさらにはかどって、また15分後にアラームを設定し、さらに次の15分……という具合に進めれば、作業は完了だ。
悩みの種となっていた作業が、それほど手ごわいものではなかったことをあなたはきっと発見する。同じ状況が再度生じた際は、もっとやる気を持って、その作業を済ませることができる。
1回15分の集中だけで精いっぱいであれば、それでも構わない。翌日、必ず15分を追加で設定しよう。そうすれば、いずれは作業をはかどらせることができるようになる。
第3回は、3つ目のヒントを紹介する。
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