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“DXって言いたいだけの会社”にならないための「DX目標の設定」の勧めDX(デジタルトランスフォーメーション)目標10選【第1回】

DXの実現に向けた取り組みに着手する際には、事前に目標を設定しておくのが望ましい。それはなぜなのか。具体的には、どのような目標を設定すればよいのか。

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導入・運用のコスト感


 「DX」(デジタルトランスフォーメーション)を目指す企業は、具体的な行動に着手する前に、目標を設定しておくことが重要だ。DX目標の設定は、例えば以下の実現に役立つ。

  • リソース配分
  • 従業員や社外関係者とのコミュニケーション
  • 進捗(しんちょく)状況の測定

 企業のリーダーは一般的なDX目標を参考にして、自社にとってどのようなDX目標が有意義なのかを検討するとよい。本連載は、一般的なDX目標を10個例示し、その役割を解説する。

1.従業員を手作業から解放する

 一般的なDX目標の一つは、手作業を削減することだ。人の手で何度もデータを入力すると時間がかかり、エラーが発生しやすい。

 プロセスを自動化すれば、従業員を手作業から解放できる。例えば一定金額以下の請求書の承認を自動的に省略することが可能になる。これにより承認担当者は、より重要な業務に集中できるようになる。


 第2回は、2個目から4個目のDX目標を取り上げる。

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