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ブロードバンドタワー、Zadaraを採用したクラウドサービス「Nシリーズ」を提供NEWS

ブロードバンドタワーが自社クラウドサービスにZadaraのツール群を採用。これにより、信頼性や可用性といった特徴があるだけでなく、リアルタイムで仮想マシンの追加や構成変更などをできる機能が加わる。

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 データセンター事業者のブロードバンドタワーは2023年4月4日、クラウドサービス「c9 Flexサービス Nシリーズ」(以下、Nシリーズ)を2023年5月に提供開始すると発表した。Nシリーズは、同社が提供する月額料金固定制のクラウドサービス群「c9 Flex」の新サービスとなる。同社は自社データセンターで同サービスを運用する。

Zadaraを採用して「c9 Flex」が進化

 ブロードバンドタワーは保有する自社データセンターでc9 Flexを運用することで、同サービスの信頼性と可用性を確保している。それに加えて、同サービスには「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」(GCP)といった主要クラウドサービスと専用線でシームレスに連携できる特徴がある。ユーザー企業は、オンプレミスインフラとクラウドサービスを併用する「ハイブリッドクラウド」や、複数のクラウドサービスを併用する「マルチクラウド」の構成を実現しやすい。

 NシリーズはZadaraが提供するクラウドサービス構築用のツール群「Enterprise Edge Cloud Platform」を活用。これにより、信頼性や可用性といったc9 Flexシリーズの従来の特徴に新たな機能が加わる。具体的にはコントロールパネル(Webインタフェース)を用いて、仮想マシンやストレージなどの追加や構成変更、サービスの監視などをリアルタイムでできるようになる。1Gbpsのベストエフォートのインターネット接続を追加料金なしで利用することも可能だ。

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