Windows 11“やっぱりおかしい”の原因はストレージの「あの問題」の可能性:Windows 11のトラブルシューティング6選【第2回】
「Windows 11」搭載のPCで何らか解決しにくい問題が発生したとき、実行すべきトラブルシューティングは幾つかある。基本の一つはストレージに関する作業だ。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」で何らか解消しにくいトラブルに見舞われたとき、エンドユーザーや企業のIT担当者はどのようなトラブルシューティングを実施したらよいのか。一連のトラブルシューティングのうち、本稿は2つ目としてストレージに関連する方法を紹介する。
「Windows 11」のトラブルシューティングその2:ストレージ
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OSの更新機能「Windows Update」で更新プログラムを適用しても問題が解決しない場合、次のステップとしてPCに十分なストレージ容量があるかどうかを確認する。更新プログラム用にストレージの容量が確保されていると、更新プログラムをインストールできる場合であっても、ストレージの容量不足が問題の原因になることがある。
ストレージの空き容量を確認する手順は簡単だ。
- ファイルやフォルダを管理するツール「エクスプローラー」(File Explorer)を開く
- 「PC」をクリックする
- Cドライブの「空き領域」が表示されるので、その容量を確認する
Windows 11が正常に動作するために必要なストレージの空き容量に、明確な決まりはない。一般的には、少なくとも数GB分の空き容量が必要だ。空き容量が10GB以下なら、空き容量を増やすべきだ。
空き容量を増やす簡単な方法は、以下の通りだ。
- Cドライブを右クリックし、ショートカットメニューから「プロパティ」を選択する
- 表示されたプロパティで「全般」タブを選択する
- 「ディスクのクリーンアップ」を選択する
- 「ディスククリーンアップ」の画面で、不要なファイルやフォルダを特定し、クリーンアップを実行する
ディスククリーンアップの画面では、対象のファイルを削除することでどれだけの空き容量を確保できるのかを確認できる。ファイルやフォルダの一つ一つを手動で削除するのではなく、選択した対象をまとめて削除できる仕様になっている。
第3回は、Windows 11のシステムファイルを確認する方法を紹介する。
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