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いまさら聞けない「USB」が使われる“2つの目的”とは何か?意外と知られていない「USBの歴史」【第2回】

一言で「USB」と言っても、USBには多様な種類がある。「USBとは何か」を理解するには、USBのそもそもの役割や、メリットとデメリットを知っておく必要がある。そのポイントを簡潔にまとめる。

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 今やさまざまな用途に使われている「USB」(Universal Serial Bus、ユニバーサルシリアルバス)。その利便性から、何となく日常的にUSBを利用しているエンドユーザーは少なくないのではないか。USBはそもそも何のために使われるのか。メリットとデメリットを含めて知っておこう。

USBは何のためにある? メリットとデメリットは?

 USBには基本的に、2つの役割がある。

  • データ転送
    • ネットワークを介さずに、電子機器間でのデータ転送を可能にする。
  • 給電
    • 電子機器に電力を供給する。

 代表的なツールが「USBメモリ」と「USBケーブル」だ。外部記憶装置であるUSBメモリは、PC間でデータを受け渡すために使うことができる。USBケーブルはPCやデジタルカメラ、ゲーム機などを電源に接続するために使われる。

 USBケーブルがあれば、さまざまな電子機器の接続ができる。電子機器ごとに異なるケーブルを使う必要はない。USBは何を設定することなく、挿すだけで電子機器の接続が可能だ。そのため、技術に詳しくないエンドユーザーでも簡単に利用できる。

 ただし、USBにはデメリットもある。まず、USBケーブルの長さが限られているため、長距離における電子機器の接続が難しい。データ転送速度がネットワーク利用時と比べて遅くなる可能性があることもデメリットになると考えられる。


 第3回は、USBの歴史を振り返る。

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