もしまたTikTokが使えなくなったら──絶望の前にチェックしたい代替アプリ3つ:中国のあのアプリも
2025年1月、米国で一時TikTokが利用できなくなった。TikTokがまた使えなくなったらどうすればいいのか。“TikTok禁止”で困ったときに使える、ショート動画共有サービス3選を紹介する。
2025年1月18日深夜(現地時間)、米国でショート動画共有サービス「TikTok」が一時使用禁止となり、約12時間後に復旧した。商品の宣伝や人材の採用に同サービスを使ってきた企業のマーケターや人事担当者の中には、サービスが復旧するまでの数時間を緊張感とともに過ごしていた人がいたはずだ。もしまたTikTokが利用できなくなったら、マーケターや人事担当者はどのサービスを使えばいいのか。TikTokからの“乗り換え”が可能なショート動画サービス3つを紹介する。
TikTokからの“乗り換え”アプリ3選
1.HUMANSの「Flip」
Eコマース(EC:電子商取引)機能に重点を置いたショート動画共有サービスで、動画を使ったコンテンツや商品の販売で収益を得ることができる。他の投稿への「いいね」やコメント、アフィリエイトリンクを使って商品を購入したり、視聴者にクレジットを付与したりすることも可能だ。TikTok禁止を見据えたユーザーが流入し、Appleのアプリケーションストア(アプリストア)のチャートで上位に躍り出たことがある。
2.Xingyin Information Technologyの「小紅書」(rednote)
2013年に中国人観光客向けの旅行ガイドとしてスタートしたrednoteは、Eコマースや動画、ライブ配信機能を備え、食事、旅行、商品レコメンドなどの検索ツールとして利用するユーザーも存在する。
2025年初頭、TikTok禁止の可能性を受けて米国の新規ユーザーが急増したことがある。TikTokからの移行者の一部は自身を「TikTok難民」と呼ぶ。
3.Trillerの同名サービス
セレブリティーによるコンテンツ配信や、著名人が登場するスポーツイベントの開催で使われることがあるショート動画共有サービスだ。TikTokの利用禁止を見据えて、TikTokに投稿したコンテンツをTrillerに転送したり保存したりできるWebサイト「Save My TikToks」を公開している。
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