パーソルキャリアのWeb開発チームは、アジャイル開発で通信向けのWebサイトを開発していた。しかし、開発を進める中で定量分析がメンバーに浸透していないという課題があったという。これを解消するために、可視化ツールや分析ツールなどを導入したが、いろいろな指標がある中で何をどう見ればよいのか分からないという状況だった。
そこでこれらの課題を一掃するために、VSM(Value Stream Mapping)を採用する。これは、企画からリリースまでのプロセスを可視化して、全体のボトルネックや無駄を発見する手法のことだ。この活用によって工数を削減することが可能になる。導入後は、可視化ツールや分析ツールなどで分析の視点や改善のポイントをピックアップした後に、VSMで俯瞰的に課題を考察/把握するという相乗効果の中で、運用を促進できるようになったという。
また、チーム内のメンバーが主体的に関与するようになったことで、ディレクターとエンジニアのコミュニケーションが向上し、レビューの時間が短縮するなどさまざまな効果が生まれている。本動画で詳しく解説する。