「週5出社」で社員が消滅? テレワーク廃止の悲惨な末路と“退職のサイン”:オフィス回帰の裏で起きている悲劇
「オフィス回帰」が引き起こす想定外の離職の連鎖。週5出社強行で入社希望者が消滅した企業の悲劇と、静かに去る優秀な人材が発する「退職のサイン」を見抜くノウハウを紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として普及したテレワークの波が落ち着き、企業は社内コミュニケーションの活性化や業務の円滑化などを狙って、テレワークから原則出社に戻す「オフィス回帰」を選択している。しかし、働き方の急激な巻き戻しは、企業にとって致命的なダメージとなる「見えない代償」を伴う危険性がある。
実際に、テレワークをやめてオフィスワーク推進へとかじを切った結果、深刻な“悪夢”に直面することになった企業がある。本稿は、出社の強要が引き起こした人材流出のリアルな事例と、手遅れになる前に把握しておくべき「退職のサイン」を解説した3本のヒット記事を紹介する。自社の働き方を見直すためのヒントとして役立ててほしい。
テレワークをやめたら社員が辞めた――「週5出社」に戻した会社の末路
法務部門向けCLM(契約ライフサイクル管理)ベンダーであるLinkSquaresは、パンデミックが落ち着きを見せると営業部門を中心にオフィスワークの推進にかじを切った。約半数の従業員に対し、週5日のオフィスワークを求めたのだ。しかし、これを2年間継続した結果、従業員の燃え尽き症候群が目立つようになり、従業員が減少する事態に陥った。良かれと思ったオフィス回帰は、なぜ人材流出の引き金になってしまったのか。
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続いて、求人応募者が「ゼロ」になった企業のさらなる悲劇と、優秀なエース社員がひそかに発している「13の退職サイン」を解説した記事を取り上げる。
週5出社にしたら社員も入社希望者も消えた――テレワークをやめた会社の悲劇
週5日の出社義務化がもたらした悲劇は、既存社員の離職だけではない。LinkSquaresが求人の勤務条件に「週5日のオフィスワーク」を明記したところ、求人活動が思うように進まなくなり、入社希望者まで消えてしまったという。一方で、エンジニアを中心とした製品開発部門の従業員は、オフィス出社を求められていなくても自主的にオフィスワークをする頻度が増加傾向を示した。企業が求める働き方と、従業員が望む働き方の「致命的なギャップ」の実態に迫る。
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「この人、仕事辞めちゃう?」が分かる“退職のサイン”はこれだ
「今の勤務先を辞めないが、必要最低限の仕事しかしない」という「クワイエットクイッティング」(静かな退職)が広がっている。ユタ州立大学(Utah State University)経営学准教授のティム・ガードナー氏の研究によると、こうした離職リスクのある従業員は「仕事に対する努力や意欲の低下」「ネガティブな言動の増加」など、13種類の具体的な兆候を示す。優秀な社員が突然辞表を出す前に、いち早くサインを察知し、引き止めるための具体的な面談手法を提示する。
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