クラウドの応答性能とサポート品質を客観的に比較するには

NIST SP500-292掲載のConceptual Reference Modelを筆者が翻訳した。できればオフィシャルな翻訳をしかるべき機関で行い、用語統一を図ってもらいたいと考えている。Gartner Predicts 2012でも指摘されているが、今後クラウドオーディターは信頼性を測る上で非常に重要な存在になるだろう。先に本文で述べたように食品衛生法に基づく原材料表示のような、目立たないが大切な機能になっていくはずだ。注目が集まっているクラウドブローカーの機能として販売代理(原文ではService Intermediation)が置かれているのは面白い。一般にはディスインターメディエーション(中抜き)現象が起こって卸売、代理店、小売などの中間事業者がいらなくなる現象が起こっているが、クラウドではこれから中間事業者が勃興すると想定されている。サービスアービトラジについては既にAWSがスポットインスタンスを提供して先鞭(せんべん)をつけている。クラウド事業者自身の設備稼働率確保(と機会損失回避)のために、一定以上の規模になるとクラウド資源も原油や穀物のように商品市場が形成されていくだろう。クラウドの先物取引(例えば、北米ではクリスマス商戦期にインスタンス価格が高騰するなど)といった考え方も出てくるはずだ

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