ネットワークをソフトウェアにより仮想化、制御するSDNには、「自動化」という進化した機能がある。それを実現するのが「イーサネット・ファブリック」だ。SDNの能力を最大化させるための土台となる、ネットワークの革新について考える。
クラウドでのIT活用が常識となってくると、社内のIT業務依頼にも、単にサーバの仕様やネットワークの帯域幅の指定だけでなく、アプリケーションの能力やセキュリティ条件、応答時間などの要素が加わってくる。こうした要求に適切に対応するために、ITインフラにおけるネットワークの複雑さを解消する必要がある。
ビジネスに迅速に対応できるIT環境を構築するに当たり、このネットワークが重大な阻害要因であってはならない。ネットワークに変更を加えるたびにスイッチポートを1つひとつ設定し直さなければならないようでは、求められる俊敏性を実現できない。
本ホワイトペーパーは、こうした課題を解決するために注目されるSDN(Software-Defined Networking)の特性を最大化するために、何が必要かを解説したものだ。具体的には、ネットワークを「イーサネット・ファブリック」に移行させ、SDNの自動化を推進することが中心となっている。「手作業でプロビジョニングするしかない」という環境を脱却することをはじめ、ネットワーク改革について分かりやすく解説している。
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アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部/掲載内容有効期限:2015年10月29日