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DB2 9にアクセスするサービスAPIの開発:ハイブリッドデータベースで体験するWeb2.0【第3回】
前回まででRDBのデータからXMLを生成したり、XMLデータを操作する方法を紹介した。今回からはその応用編として、DB2 9をWeb2.0時代のアプリケーションで活用する方法を探っていく。まずは公開の動きが広がるサービスAPIを開発してみよう。
第1回、第2回では、DB2 9が持つネイティブXML DB機能としてSQL/XML発行関数やXQueryへの対応を紹介した。これらの機能により、RDBに保存されたデータをXML形式に生成したり、XQueryによってカラムに保存されたXMLデータを変換したりすることができた。こうした例を通じて、DB2 9がXML DBとRDBのそれぞれに対して、SQLとXQueryのどちらを用いてもシームレスにアクセス可能なハイブリッドデータベースであることをご理解いただけたのではないだろうか。ここまでは、いわばハイブリッドデータベースの基礎編である。
今回と次回は応用編として、DB2 9が持つこれらの機能をWeb2.0時代においてどのように活用していけばよいかを探っていくことにしたい。そこで今回は、DB2 9に蓄積された資産にアクセスするサービスAPIの開発に挑戦してみよう。
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