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誤検知率0%のスパム対策でメール本来の利便性を向上メールセキュリティ製品「Mirapoint RazorGate」

増加するスパムの対策として多層防御で98%以上の検知率を誇る「RazorGate」。アンチウイルス/スパムエンジン稼働時でも1時間当たり最大24万通以上のメール配信が可能など可用性にも定評がある。

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攻撃手法を変えては増え続けるスパムメール

 スパム対策製品を導入しているにもかかわらず、届き続けるスパムメール。日商エレクトロニクスによると、2005年あたりからスパム対策製品の導入件数は増えているものの、スパム自体も数が増加、攻撃手法が巧妙化しているため、攻撃と防御側とでのいたちごっこ状態が続いているという。

 日本産業協会が毎月発表しているスパムメールの統計によると、2005年に72万100件だったスパムの件数は、2006年に124万1509件、2009年には274万7076件と指数関数的に数が伸びている。また攻撃手法も、人間の心理を突くような手口だけでなく、画像やPDF、MP3を埋め込んだメールを送るなど技術的にも向上している。IT管理者にとっては、生産性向上のために運用しているはずの電子メールが、日々届くスパムメールによって過度の負荷になっているのが状況である。

 さらに管理者にとっては、スパムメール対策を強化する方法として現状はコストを掛けてメールサーバのストレージ容量を増やすか、ネットワークを強化する方法しか選択できない点も悩みの種となっているはずである。

管理者に朗報! 手間とコストを大幅に削減する「Mirapoint RazorGate」

 そうした悩みにお答えするのが、日商エレクトロニクスが代理店提供するメールセキュリティアプライアンスサーバ「Mirapoint RazorGate」(以下、RazorGate)だ。下記資料にもあるように、一橋大学を含む複数組織で採用実績があり、その中の1社である情報処理学会の調べではスパム検知率98.53%、誤検知率0%の評価を得ている。

 特徴は、段階的にセキュリティ機能を適用できる「マルチレイヤープロテクション」技術であり、スパムを判定・ブロックするまでの過程で「送信者検疫」「ウイルス対策」「スパム対策」「ポリシー実施」という4つのセキュリティ機能が働く。

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レイヤーごとに、組織のニーズに合ったセキュリティ機能を適用。ネットワークエッジで疑わしい送信者を検疫することでRazorGate自体のリソースも維持

 中でも送信者検疫の部分では、IPレピュテーション技術「Reputation Hurdle」により、24時間365日体制で最新の脅威に対応している。RazorGateは、インターネット上の電子メールを常時監視している「リアルタイムディテクションセンター」からIPアドレスの判定結果を得ることで、メールの構成パターン、配信パターンを分析し、その情報をデータベースに保管。データベースの情報は、1日に10億件以上更新されている。

 またウイルス対策としては、通常のパターンファイルに基づくアンチウイルスエンジン以外に、パターンファイルが発行される前にウイルスを予知検出するRAPID Anti-Virusも搭載。これらの2種類の機能により、組織におけるウイルスの被害を大幅に抑制する。調査機関AV-Testの調べでは、ウイルス発生から検出(パターンファイル発行)までの時間を他社のウイルス対策製品と比較した場合、RAPID Anti-Virusは48時間早くウイルスを予知検出できたとの結果もある。

スパム対策のゴールはメールサーバの有効活用

 メールサーバも開発するミラポイントなだけに、いったんスパムと判断されたメールに対する取り扱い方法にも、メールシステム全体の負荷軽減を考えている。

 通常、スパムと判断された場合でも、誤検知などの可能性も踏まえ、各自のメールボックス上のスパムフォルダに隔離される場合が多い。しかし、これだとメールサーバのリソースを無駄に利用していることには変わりがない。RazorGate上にはユーザーごとのJunk Mail Manager(スパム隔離フォルダ)が設けられており、完全にスパムをメールサーバから隔離しつつも、各ユーザーによるJunk Mail Managerへのアクセスが可能なため、「自分にとってはスパムでないメールが届かない」といった苦情にシステム管理者が悩むこともない。

 また通常、類似したメールシステムを構成する場合、別サーバの調達やユーザーライセンスが発生することがあるが、RazorGateの場合、これらの費用は発生しない点も大きな魅力だ(RAPID Anti-Spamのライセンスを購入すると、Junk Mail Managerは無償で利用可能)。

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