ラネクシー、RTO短縮化に注力したイメージバックアップソフトを販売:NEWS
ラネクシーが米StorageCraftと国内総代理店契約を締結し、バックアップ/リカバリソフトウェア「ShadowProtect」シリーズの販売を開始した。
ラネクシーは6月9日、米StorageCraft Technologyと国内総代理店契約を締結し、同社が開発するバックアップ/リカバリソフトウェア「ShadowProtect 4」(以下、ShadowProtect)を2011年6月下旬に販売開始すると発表した。
ShadowProtectは、Windows環境においてセクタ ー単位でイメージバックアップを実行するソフトウェア。物理環境だけでなく、VMwareやHype-V、XenServer、Oracle VMなどの主要な仮想化環境でのバックアップにも対応する。また、独自のスナップショット技術や最短15分間隔でバックアップの増分イメージを作成する「バックアップ増分統合機能」によって、バックアップ時間を短縮する。
さらに、オプション機能「ShadowProtect ImageManager Enterprise」を活用することで、「HeadStart Restore」機能によってバックアップファイルの復元プロセスを自動的に継続してシステムのRTO(目標復旧時間)を短縮したり、遠隔地レプリケーションなども実施できる。これまでに全世界で30万ライセンスの導入実績があるという。
今回ラネクシーが販売開始したのは、PC向け「Desktop Edition」、Windows Server向けの「Server Edition」「Small Business Server Edition」、USBメモリでバックアップを行う「IT Edition」などの4製品。
また今後は、仮想化環境に特化した「ShadowProtect4 Virtual」、データセンター事業者向けのクラウドサービス対応「ShadowProtect4 for MSP(Managed Service Providers)」も7月以降に提供する予定だ。
関連記事
- 災害復旧計画を策定する前に、RTOとRPOを決定せよ
- バックアップ/リカバリ技術の2011年を展望する
- 巨大カジノの大量バックアップを救った仮想化技術
- バックアップ/リカバリ体制の確立に必要なツールの条件とは?
- サーバ仮想化環境のバックアップ 普通に取るか丸ごと取るか
- キーワードでひもとくバックアップ最新事情
- VMware仮想環境のバックアップ/リカバリ対策を紹介した3つのホワイトペーパー
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.