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Interopで見た、データセンターにおける事業継続対策Interop Tokyo 2011リポート

ネットワーク技術の祭典「Interop Tokyo 2011」に出展されたデータセンターのBCP対策ソリューションを紹介する。

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同時開催イベントを含めて12万8128人が来場し、盛況だった

 千葉県・幕張メッセで6月7日から10日まで、国内最大級のネットワーク関連イベント「Interop Tokyo 2011」(以下、Interop)が開催された。今回は、注目のテーマの1つに「ディザスタリカバリ&ビジネスコンティニュイティ」が掲げられ、データセンターにおけるBCP(事業継続)/DR(災害復旧)対策を紹介する出展ブースも多く見られた。

 現在、データセンターのネットワーク基盤はスイッチやルータ、負荷分散(ロードバランサー)などさまざまな機器による複雑な構成が一般的で、その運用管理も煩雑化している。また、仮想化クラウド技術が導入されたことでより統合的かつ効率的に管理する必要が出てきた。さらに、2011年3月に発生した東日本大震災を踏まえ、データセンターにおける事業継続性を向上させるために、複数のデータセンターを運用するニーズも高まっている。

NEC ネットワーク仮想化ソリューション「プログラマブルフロー」

 NECは、データセンターのネットワーク仮想化ソリューション「プログラマブルフロー」を出展していた。このソリューションは、ネットワーク集中制御技術「OpenFlow」をベースとした同社の専用スイッチ「UNIVERGE PF5240」と制御装置「UNIVERGE PF6800」で構成される。

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NECのプログラマブルフロー制御装置「UNIVERGE PF6800」(上)とプログラマブルフロー専用スイッチ「UNIVERGE PF5240」(下)

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