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「Amazon WorkSpaces」が再発明するかもしれないDaaSの可能性既存DaaSとの違いを分析

Amazon Web Servicesが新しく打ち出したDaaS「Amazon WorkSpaces」は、従来のDaaSプロバイダーにとって脅威になるのだろうか。既存DaaSにあってAmazon WorkSpacesにないもの、またその逆を探る。

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 米Amazon Web Services(以下、Amazon)が「Amazon WorkSpaces」でDaaS(Desktop as a Service)市場に参入した。だが、AmazonはIaaS(Infrastructure as a Service)市場で優位を占めているものの、この新サービスが競合DaaSを打ち負かす保証はない。

 AmazonはVDI(Virtual Desktop Infrastructure)のワークロードに慣れていないため、DaaSはAmazonに新たなビジネス機会だけでなく、新たな課題ももたらすと、米Gartner Researchの仮想化・調査担当副社長、マーク・マージビシャス氏は指摘する。Amazon WorkSpacesは、多額の投資を行わずにVDIを試したい企業や、契約業者向けにデスクトップを迅速に用意したい企業にアピールしそうだ。しかし、既存のDaaSプロバイダーは、競争力の維持に役立つ付加価値提供型の管理サービスも手掛けている。

既存DaaSにあってAmazon WorkSpacesにないもの

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