本命DaaS「Amazon WorkSpaces」が波に乗り切れない理由:アプリのクラウド配信開始も残る課題
AmazonはDaaSの顧客が簡単にアプリを購入したり、配信したり、管理ができるようにした。だが市場ではまだ後追いする側にある。
「Amazon WorkSpaces」のデスクトップアプリ配信機能が強化された。だがやるべきことはまだあると業界関係者は言う。
米Amazon Web Services(AWS)は、デスクトップアプリケーションの管理とアクセスを容易にする狙いで、DaaS(Desktops as a Service)のAmazon WorkSpacesに関連する新機能を導入した。
AWSは、オンラインソフトウェアストア「AWS Marketplace」に新たに「AWS Marketplace for Desktop Apps」を追加し、WorkSpacesの顧客が100種類以上のエンタープライズデスクトップアプリケーションを見つけて購入できるようにした。
新機能の「Amazon WorkSpaces Application Manager」(WAM)では、このようなエンタープライズデスクトップアプリケーションをWorkSpacesに配信し、IT部門はそれを一元管理できる。IT管理者はカタログを作成して、ユーザーにデスクトップ上でアプリを簡単に使ってもらうことができる。特定のアプリにアクセスできるユーザーをIT部門が指定することも可能だ。
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