特集/連載
新OS「Windows 10 IoT Core」の謎に迫る どのデバイスで動いて何ができる?:IoTに必要なOSの条件
昨今、「IoT」(モノのインターネット)が話題になり、注目されている。IoTを開発するときに必要となる条件とは。また、Windows 10への期待とは。
展示会や見本市では、品質が良い状態の製品を見ることができ、問題なく動くデモが見ることができる。そのため、展示会や見本市の後はベンダーの宣伝に感化されやすい状態になる。
「Microsoft Ignite 2015」からの帰路。筆者は米シカゴのオヘア空港のベンチで、米Microsoftの組み込み機器向けOS「Windows 10 IoT」のチームの取材内容に、いささか驚きを隠しきれなかった。彼らは数百個もの「Raspberry Pi 2(※)」をばらまいていた。展示会や見本市後のベンダーの宣伝に感化されやすい状態の補正の除いたとしても、MicrosoftがIoTのシェアを奪い取るかもしれないということを私は認めなければならない。
※2 ARM v7チップセットを搭載した低価格マシン。
関連記事
- 「Windows 10」で加速する“古き良きクライアントPC時代”の終わり
- 「Windows 10」は期待大、「Windows 8」失敗から学んだMicrosoftの本気を見た
- Apple、Googleの神経を逆なでする「Windows 10」のとっておき機能
- 「Windows as a Service」へ大転換のWindows 10がIT部門に突きつける問題
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.