AWSを活用したい企業が知っておくべき、セキュリティの話:ソニー銀行のAWS活用事例も
AWSを利用しようという企業にとって、セキュリティは大きな壁だ。重要な情報資産を預けても大丈夫なのか、データが消えてしまうことはないのか。企業でAWSを徹底活用するためのセキュリティ対策のポイントを紹介する。
ビジネスに活用できるパブリッククラウドとして注目を集めている「Amazon Web Services」(AWS)。以前は、キャンペーン系など一時的なシステムのインフラとして利用されるケースが多かったが、最近ではAWSにミッションクリティカルな基幹系業務システムを構築する企業も増えてきている。
従来のオンプレミスと比べるとAWSは、ビジネスの変化に応じて柔軟にITリソースを拡張できることに加え、専用のハードウェアを用意する必要がなく初期コストを大幅削減できるなど、企業にさまざまなメリットをもたらす。一方で、これからAWSを利用しようという企業にとって、大きな障壁となっているのがセキュリティへの懸念である。
外部環境であるパブリッククラウド上に、企業の重要な情報資産を預けても大丈夫なのか、データが消えてしまうことはないのか、情報漏えいの危険性はないのかなど、AWSへのセキュリティ不安が拭えず、AWSを利用したくても踏み切れない企業が多いのが実情だ。
では、こうしたセキュリティ問題を解消し、AWSを有効に業務活用するにはどうしたらよいのか。本稿では、実際にAWSを利用しているソニー銀行の取り組みや、その道のエキスパートによる解説を通し、企業でAWSを徹底活用するためのセキュリティ対策のポイントを紹介する。
提供:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.