CIOやIT幹部が注目
「Hadoop」から「Spark」へ、移り変わるビッグデータ分析の注目技術(1/2 ページ)
米TechTargetのデータ活用に関する連載コラムから2015年にみられたトレンドを紹介する。それらのテーマはバイモーダルIT、自動化、「Apache Spark」などだ。
CIOの優先課題に関する最近の調査のほとんどは、彼らにとってビッグデータやアナリティクス、ビジネスインテリジェンス(BI)が現在の最大の関心事であることを示している。だが、米TechTargetで、データ活用に関する2015年に最も人気を集めた記事からは、CIOやIT幹部のこうしたトピックについての理解や議論がこれまで以上に広がり、深まっていることがうかがえる。
2015年のトップ5
2015年には「Apache Hadoop」に関する紹介記事に代わって、Hadoopのセキュリティのような実務的な問題の解説がよく読まれるようになった。Hadoopというトピック自体ですら古い感じもし始めている。読者はビッグデータ技術の新顔である「Apache Spark」に関する記事に注目するようになってきている。
TechTargetは2015年、厳密にデータに関することだけを取り上げるのではなく、IT戦略に関するトピックもカバーし、CIOがデジタル化についてビジネス部門とどのように話せばよいかをアドバイスしたり、「バイモーダルIT」(2つの流儀のIT)を解説したりするようになった。バイモーダルITは、IT部門がこれまで担ってきた責任を果たしながら、デジタルエンタープライズ(デジタル化が高度に進んだ企業)の新たな期待に応えていくための処方箋として提唱されているものだ。
職場でのロボット活用
企業はロボットによる業務自動化(ロボットだけが働く)ではなく、ロボットによる業務強化(人とロボットがともに働く)を考えなければならない――。バブソン大学の情報技術・経営学教授を務め、アナリティクスの第一人者として高い評価を受けているトム・ダベンポート氏は、そう述べる。企業にとっては自動化を行う方が簡単かもしれないが、プロセスを強化する方が賢明だと、同氏は指摘した。
注目を呼んだHadoopのセキュリティ
2015年には、大きな話題を呼んできたHadoopの実務への導入が進んだ。セキュリティのようなトピックが差し迫った課題として受け止められるようになったことは、このオープンソースのビッグデータ技術が企業に深く浸透しつつあることを示唆している。
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