Windows 10のバグ・不具合の対処法
「Windows 10」の起動を5分から10秒台へ“爆速化”する方法(1/2 ページ)
「Windows 10」は従来のOSと同様、多くの問題を抱えている。起動速度の問題や「Windows Defender」の不具合、デバイスドライバの問題などだ。その解決策を示す。
Microsoftの最新OS「Windows 10」は完璧ではない。2015年7月のリリース以来、バグや不具合が出現している。
リリース当初、多くのユーザーが音声アシスタント「Cortana」の問題を報告した。これに関連した問題に、「スタートメニューとCortanaが動作していません」と書かれた「重大なエラー」のメッセージが表示され、OSが全く使えなくなったと報告したユーザーもいる。これはオンラインストレージ同期サービス「Dropbox」の問題であり、WindowsやCortanaが直接的な原因ではないことが明らかになったが、Windows 10はその他にも、ダウンタイムや生産性の低下を招くバグを幾つか抱えている。
IT管理者は、解決策や回避策を見つけ出さなければならない。
デバイスドライバの不具合
Windows 10の問題の多くはデバイスドライバ、特にグラフィックス関連のデバイスドライバに起因する。クライアントPCが反応しなくなり、ディスプレイが点滅を繰り返し、「ディスプレイドライバーの応答停止と回復」というメッセージが表示されると報告したユーザーもいる。
これに対処するには、クライアントPCを再起動して「デバイスマネージャー」を開く。次に、グラフィックスドライバを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択する。これでうまくいかない場合はデバイスマネージャーに戻り、ドライバを右クリックして「削除」を選択し、指示に従う。
次に、デバイスマネージャーのツールバーにある「ハードウェア変更のスキャン」のアイコンをクリックする。「SlimDrivers」「Driver Talent」などのサードパーティー製ツールを試す手もある。これらのツールはクライアントPCに組み込まれているドライバを調べ、最新のドライバが提供されているものを示し、更新するドライバを選択できるようにする。
グラフィックプロセッサを搭載しているクライアントPCの場合は、「レジストリエディター」を使って「Timeout Detection and Recovery」(TDR)に関するレジストリの値を調整し、処理時間を長くしなければならない可能性がある。変更前には、レジストリのバックアップを取るのを忘れてはいけない。
レジストリエディターで「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers」へ移動し、「編集」メニュー内の「新規」をクリックする。サブメニューから「QWORD」(64ビット値)または「DWORD」(32ビット値)を選択する。次に「TdrDelay」という名前を入力してEnterキーを押す。TdrDelayの項目名をダブルクリックして、「値のデータ」フィールドに「8」を入力する。クライアントPCを再起動して動作を確認する。
Windows 10の不具合の中にはネットワーク接続に起因する問題もある。Rivet Networksのネットワークインタフェースカード(NIC)である「Killer」を搭載したクライアントPCでは、ギガビットイーサネットポートを備えたUSB接続のLANアダプターを準備しておくとよい。WindowsがKillerを認識できないことがあるからだ。
Killerを搭載したクライアントPCをWindows 10へアップグレードしたり、同OSをクリーンインストールした後で最初に起動したりしたときは、ネットワークへアクセスできなくなる可能性がある。一時的な代用として上述のLANアダプターを使用すれば、任意のダウンロードリソースにアクセスできるので、適切なKillerのドライバを見つけて入手できる。もちろん、別のクライアントPCを使ってドライバをダウンロードする方法もある。
新しいモデルである「Killer E2200」「同2400」「同Wireless-AC 1525」「同Wireless-AC 1535」の場合は、Rivet Networksのダウンロードページのドライバリストが充実している。古いモデル向けには、ダウンロードサービスサイト「Softpedia」からドライバをダウンロードするといった方法がある。
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