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コンテナ技術の取り込みで期待集まる「OpenStack」、大躍進の陰に残る課題とはメリットとデメリットを見極めて適材適所を(1/2 ページ)

「OpenStack」では最近、コンテナ技術を取り入れた運用が推進している。だが、OpenStackの企業導入が拡大するためには、解決すべき多くの課題がある。問題点を整理してみよう。

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OpenStack Foundation
OpenStack Foundation(画像はOpenStack FoundationのWebサイトより)《クリックで拡大》

 オープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」は、新しい技術に付き物の問題を抱えながらも、徐々に支持を広げている。OpenStackユーザーは現在、OpenStackの存在意義を脅かしかねないとも考えられている技術を、切り札と位置付けるようになっているのだ。

 OpenStackは、各種の企業ITの接続基盤となるクラウドフレームワークとして推進しており、コンテナがそのロードマップにおいて、ますます中心的な役割を担うようになっている。コンテナは、OpenStackの過去3回のユーザーカンファレンスでも大きな注目を浴びており、OpenStackで以前からうたわれてきた、ベンダーロックインの回避に加え、パブリッククラウドとプライベートクラウドのリソースのシームレスな共有を、コンテナが実現すると考えている人もいる。

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