特集/連載
「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)が単なるバズワードではない理由:導入の注意点やアドバイスを示す
ビジネス向けITの関係者は常に目新しいキーワードを求めている。彼らが製造業をはじめとして以前から関心の高い「ロボティック」に新たに目を付けた。ユーザーにとって意味のあるキーワードなのだろうか。
いま、IT関連コンサルティングの関係者の間で「ロボティックプロセスオートメーション」(以下、RPA)という言葉が盛り上がっている。RPAに詳しいマーク・タノウィッツによれば、この用語はIT関係者だけでなくビジネスバズワード化しているという。
「最近は、自動化されたものであれば何にでもロボットという単語を使う。聞こえがいいからだ」とタノウィッツ氏は語る。実際、このキーワードは、工場の作業現場に導入する産業用ロボットからAmazonで商品の値下げを通知してくれるアプリケーションまで、さまざまな技術で採用している。
だがITコンサルティング企業のPace Harmonでマネージングディレクターを務めるタノウィッツ氏は、RPAを単なるバズワードとして捉えるだけでなく、RPAがもたらすメリットにも注目している。
併せて読みたいお薦め記事
「自動化」に期待が高まる先進事例
ロボットへの過度の期待はNGか
- 2020年代は「ロボットが人間に命令する時代」、最も影響を受ける人は?
- ソフトバンクのロボット「Pepper」を学習塾が活用、その狙いとは?
- 見つからない店員よりも人当たりのよいロボットに相談、“小売り×IoT”の最新事例
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.