特集/連載
ビジネスプロセス管理の新たなトレンド ローコード開発と人工知能に注目すべき理由:アナリストは熱視線を送る
ビジネスプロセス管理(BPM)が進化し続けている。このトレンドの中でアナリストは、人工知能(AI)、機械学習、ローコード開発プラットフォームに着目するようになった。その理由とは。
ビジネスプロセス管理(BPM)はこれまで、生産性と効率を上げてコストを下げることに重点を置いてきた。だが最新トレンドは、BPMを使ってデジタルトランスフォーメーションを促す方向へと進んでいる。
BPMとは、継続的な変化に対応するために企業のワークフローを改善する体系的アプローチだ。こうしたプロジェクトは複雑で多くのリソースを必要とし、骨の折れることが多い。だがBPMの新たなトレンドは、ワークフローソフトウェアを自動化してビジネスのタスクやアクティビティの流れを円滑にすることを中心に据えている。そのトレンドには、ローコードアプリケーションプラットフォームの導入、人工知能(AI)の使用、音声入力と会話型入力などがある。
「当社は、実際にはビジネスプロセス管理ではなくデジタルプロセス自動化という用語を使っている。テクノロジーのトレンドが、デジタルトランスフォーメーションを直接サポートするようにシフトしているからだ」と話すのは、Forrester Researchのアナリスト、ロブ・コプロビッツ氏だ。
併せて読みたいお薦めの記事
プログラミングいらずの開発環境
ノンプログラミング開発事例
- ノーコードプラットフォーム「Quick Base」で巨大プロジェクトを管理、先進事例の効果は
- ユーザー企業が向かうべき内製化、ノンプログラミング開発ツールの導入現場を取材
- 東急電鉄がシェアオフィス事業でkintone活用、増加する“業務部門主導IT”とは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.