特集/連載
Swift開発者が「iOS」アプリをモジュール化する、これだけのメリット:コードの共有を促進
アプリケーションをモジュール化するメリットは、多くの開発者が認識している。かつてはハードルが高かったモジュール化作業も、Appleの新しい取り組みにより、活用機会を広げている。
アプリケーションのモジュール化は基本的な開発手法の1つだが、Appleの新しい取り組みにより、「iOS」開発者の間で優先度が高まっている。
アプリケーションのモジュール化は、アプリケーションを小さな処理しやすいコンポーネントに分割する作業だ。アプリケーションをモジュールに分割するときは、機能ごとに分けることが多い。例えば、認証プロセスを担う認証モジュール、ログインプロセスを担うログインモジュールなどだ。2018年6月、Appleのプログラミング言語「Swift」のイベント「SwiftFest 2018」に参加した開発者たちは、モバイルアプリケーションをモジュール化する目的やアプローチ方法について話し合った。
アプリケーション開発チームにとってモジュール化はさまざまな利点がある。例えば、コードの分担がより明確になるため、時間を無駄にしないで開発プロセスを進められる。また、コード品質やバグを管理しやすくなる。
併せて読みたいお薦め記事
iOSをビジネスで使うために
- Swift開発者が「仕事用iPhoneアプリ」を作りたくなるApple×SAPの秘策とは?
- ざっくり分かる「社内向けiOSアプリ」開発ガイド
- Apple ティム・クックCEOが語ったビジネス向けモバイルの“衝撃”
- 実は大ニュースかもしれないAppleとIBMの「iOS提携」
モバイルアプリ開発の新潮流
- iPhoneアプリ開発の初心者に最適、Appleの新言語「Swift」が魅力的な理由
- モバイルアプリ開発、使われない悲劇を避けるための必須ツールは?
- iPhone/Androidアプリ開発、悲劇的な「安物買いの銭失い」を避けるためには?
混乱の解消とスケーラビリティの向上
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.