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「Windows 10」を無料で高速化する4つの方法:OSの設定変更でパフォーマンスを向上(1/2 ページ)
企業導入が進みつつある「Windows 10」。日常的に活用するからこそ、そのパフォーマンスは重要だ。Windows 10高速化のための調整方法を紹介する。
「Windows 10」の高速化を図るために、IT担当者が取り得る手段は幾つかある。調整は、設定を変更したり、ハードウェアやメモリを追加したりすることで簡単に実現できる。
物理メモリ容量を最大限に増設すれば、Windows 10のパフォーマンスは劇的に向上する。32bit版のWindows 10は4GBまでのメモリを利用でき、64bit版は自分がインストールしているWindows 10のバージョンやデバイスのマザーボード次第で、128GB以上のメモリを利用できる。
メモリは安価なので、日常的に使うデバイスの場合、32bit版では最大の4GB、64bit版では最低でも16GBのメモリの導入を検討してほしい。デバイスやマザーボードの仕様をチェックして、自分のデバイスが搭載できる最速のメモリを購入することもできる。
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本稿ではOSの設定方法を中心に、Windows 10のパフォーマンスを高める手段を説明する。以下の項目について、詳しく解説していこう。
- ページファイルの最小化
- UIの視覚効果を無効化
- 不要なサービスの一掃
- スタートアッププログラムの管理
本稿で紹介する手法の一部は、Windowsの起動に関連する設定の変更を含みます。設定内容によってはWindowsが正常に起動しなくなる可能性があります。実行を許可されたスタッフが、あくまでも自己責任において実行してください。
手段1.ページファイルの最小化
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