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有害Androidアプリが消滅? Googleが磨きをかけた検出技術とは70万個のアプリを削除

Googleは公式アプリストア「Google Play」に悪意のあるアプリが紛れ込む問題に悩まされていた。同社はこの問題を解決する新しい検出モデルを導入。その仕組みを解説しよう。

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 Googleは「Google Play」ストアから有害な「Android」アプリを排除する新しい検出モデルを発表した。どのようなシステムでどのようなアプリを排除するのだろうか。

 モバイル端末へのソフトウェアやアプリケーションのインストールとその管理は、アプリストア方式の登場で大きく変わった。それまでは、アプリをどこからダウンロードでき、どのようにインストールして、どのようにアップデートを受けられるのか、ユーザーが把握しておく必要があった。アプリストアから配布するモデルが登場してからは、信頼できる1つの場所からアプリをダウンロードできるようになり、自動アップデートも可能になった。

 モバイル端末ユーザーは、WebサイトやCD-ROMの信頼性や安全性を確認するのと同じように、アプリストアで公開されているソフトウェアについても信頼できるかどうかを確認する必要がある。しかし、多くのユーザーは、アプリストアで入手できるアプリはどれも審査を通過した安全なアプリばかりだと信じている。

 2008年にAppleが初めて導入したデジタル配信モデル「App Store」は、開発者が「iPhone」ユーザーにアプリを提供する手段として誕生した。これによって、Appleは「iOS」用アプリを審査し、iPhone用ソフトウェアの開発を促進するとともに、収益共有モデルを生み出した。App Storeには端末にプリインストールされているApp Storeアプリからアクセスできる。

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