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「PowerShell」の未来はオープンソース化によってどう変わるのかLinuxとmacOS利用者も関心を寄せる(1/2 ページ)

Microsoftは同社の「PowerShell」の開発を秘密裏に進めることはなくなった。PowerShellをオープンソースに移行することにはメリットがある。だが、ユーザーもこうした移行の影響に対処しなければならない。

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オープンソース移行のメリット、デメリットは?

 Microsoftでテクニカルフェローを務めるジェフリー・スノーバー氏は、同氏が執筆した『Monad Manifest』内のパラメーターに基づいて「Microsoft Windows PowerShell」(以下、PowerShell)を開発した。スノーバー氏の資料とPowerShellのさまざまリリースを比較すると、Microsoftが同氏のビジョンの大半を実現していることが分かる。

 PowerShellはオープンソースになったが、これはPowerShellの今後にとってどのような意味を持つのだろう。

 筆者はPowerShellを12年以上使用してきており、PowerShellの知識は誰にも引けを取らないつもりだ。それでも、PowerShellの向かう先は分からず、把握できない。そのため、他の多くのPowerShellユーザーも困惑しているのではないだろうか。

 MicrosoftはPowerShellを「Linux」と「macOS」にまで拡張することを発表した。そのときに同社が述べたのは、PowerShellのサポートは継続するが、この製品の新機能は開発しないということだった。では、最近PowerShellに加えられた一部の変更と、課題がある部分について考えてみよう。

異なるバージョンのPowerShellの使用

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