特集/連載
「WEP」を無線LANのセキュリティに使ってはいけない理由 専門家の推奨は?:無線LANのセキュリティプロトコルを知る【前編】
無線LANセキュリティプロトコル「WEP」「WPA」「WPA2」は、それぞれ異なる特徴を持つ。だがWEPには複数の脆弱性が見つかっており、利用が推奨されていない。何が危険なのか。
無線LANのセキュリティを確保するには、適切なレベルのセキュリティプロトコルを選ぶことが重要だ。その選択次第で、無線LANは攻撃に弱い“わらの家”にもなれば、強固に防御された“とりで”にもなる。
ほとんどの無線LANアクセスポイント(AP)は、無線LANセキュリティプロトコル「WEP」(Wired Equivalent Privacy)、「WPA」(Wi-Fi Protected Access)、「WPA2」(Wi-Fi Protected Access 2)のいずれかを利用できる。本稿は、このうち何が自社のセキュリティ要件に適しているのかを判断するためのヒントを示す。併せて、それぞれのセキュリティプロトコルの歴史と技術的な特性についても解説する。
併せて読みたいお薦め記事
無線LANセキュリティの解説
無線LANを狙うサイバー攻撃
WEP、WPA、WPA2のどれが最適か
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.