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Windowsは“民主化勢力”であり続ける――「Windows 11」でMicrosoftが貫く意志「Windows 11とは何か」を深掘りする【前編】

「Windows 11」とは何者なのか。表面的な理解にとどめないためには、機能を詳細に掘り下げる前に、MicrosoftがWindows 11で何を実現しようとしているのかを把握すべきだ。同社がWindows 11を世に出す意図とは。

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 MicrosoftがクライアントOS「Windows」の次期バージョン「Windows 11」を発表した。同社のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)によると、同社にとってWindows 11は「次の10年のための舞台準備」との位置付けだ。「今日はWindowsの歴史の中でも重大な節目に当たる。新しい世代の始まりだ」と、ナデラ氏はWindows 11発表に際して語った。

 「歴史を通じ、Windowsは世界の民主化勢力であり続けた」とナデラ氏は強調する。同氏はWindows 11の投入により、Windowsをさらに“開かれたOS”にしたい考えだ。「パーソナルコンピューティングは選択を必要とする。われわれは真の選択肢を提示するための障壁をなくしたい」(同氏)

Microsoftの意志は「Windows 11」で具現化されている?

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