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IT幹部を「医療DX」に夢中にさせた、採用面接での医療会社CEOの“あの一言”:グローバル医療サービス会社のDX【前編】
民間の医療サービス会社BupaはDX推進の一環で、Microsoftの支援を受けてクラウドサービスを活用している。同社が目指す「パーソナライズ医療の提供」と、それに向けた取り組みを説明する。
Bupa HIは民間のグローバル医療サービス提供会社だ。医療保険や病院・診療所の運営、歯科治療の提供などを手掛けている。同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、世界規模でクラウドサービスを活用している最中だ。世界で3100万人の顧客を擁する民間医療サービスのパーソナライズ化を進めるために、同社と長年の取引があるMicrosoftとの関係をより深めている。
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進化する医療IT
DXを主導するのは、同社で最高技術責任者および最高設計責任者を務めるダイアナ・ケネディ氏だ。「当社は世界に通用する臨床サービスを、患者が最も必要とするときに最も必要とする場所に、いつでもどこにでも届けられるようにする機会を生み出したいと考えている」とケネディ氏は語る。
ケネディ氏がDX推進に取り組む理由 CEOの“あの一言”が後押し
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