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CMSクラウド移行を決めたら真っ先に考えたい「4つの検討事項」とは?:「CMS」クラウドサービス移行の成功術【第3回】
コンテンツ管理システム(CMS)をクラウドに移行する際、技術面の課題を解決しつつ、クラウド化によって仕事が変わる「人間」に対する工夫も必要だ。失敗しないためのクラウド移行の手順を紹介する。
企業は「CMS」(コンテンツ管理システム)のクラウドサービス移行に取り組むことで、ワークフローの統一やコンテンツ管理の簡素化、従業員の生産性向上、システムの保守サポート料金削減といったメリットを享受できる可能性がある。移行を成功させるためには、適切な準備が必要だ。
「CMSクラウド移行」の成否を左右する4つの検討事項
CMSのクラウドサービス移行を進める前に、企業は下記の点を検討する必要がある。
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連載:「CMS」クラウドサービス移行の成功術
クラウド移行を成功させるには
- 従業員が直面している業務課題は何か
- 業務課題を洗い出し、解決する方法を考える必要がある。
- 従業員をどう移行に巻き込むか
- CMSのクラウドサービス移行プロジェクトに、従業員を積極的に参加させることで、従業員の移行に対する理解度やモチベーションを高めやすくなる。
- どのように移行すべきか
- 企業がCMSのクラウドサービス移行を成功させるには、従業員への影響を最小限に抑える必要がある。従業員は自分の業務に大きな支障がなければ、移行に反対しない可能性が高くなる。
- 「成功」をどう評価するか
- CMSのクラウドサービス移行の成果を、企業は厳密に評価する必要がある。そのためには、移行のKPI(重要業績評価指標)を設ける他、社内外の関係者からフィードバックを集めることが有効だ。
第4回は、CMSのクラウドサービス移行の具体的な手順を紹介する。
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