データドリブン経営のカギは「若手従業員」SAPが提唱する新しい開発スタイル：SAPを気軽に使い倒す方法

多くの企業で、SAP製品の専門知識を持った人材の確保が困難になっている。しかしSAP製品導入企業には、データを活用するためのシステム連携などの課題が山積みだ。自社で解決する方法はあるのか。

[ITmedia]

　データドリブンの組織経営や戦略が求められる現在、ERPなどの基幹系システムに蓄積したデータを効果的に活用しようと、システム連携やデータ連携のニーズが高まっている。多くのシステムや業務プロセスが存在する中で、基幹系システムと他の業務システムをどうつなぐか、データをどう受け渡すかが課題になる。

　SAPのERPを導入している企業は、この課題に加えてもう一つの問題がある。それは、SAP製品の知識を持った専門人材の不足だ。追加開発を検討していても、自社にSAPエンジニアがいない企業は、外部のSAPコンサルタントに頼らざるを得ない。しかしSAPの認定パートナーコンサルタントは日本国内に約1万5000人いるものの、SAP人材の確保が困難だという。その背景には、多くの企業で「SAP S/4HANA」に移行する案件がピークに入っているという現状がある。

　とはいえ、システムの課題を放置することはできない。そこでSAPは、専門人材がいない企業でも外部のSAPコンサルタントに頼らず自社で課題を解決できる方法を提供する。本稿では、その詳細を解説する。

提供：SAPジャパン株式会社
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