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「Windows 11が妙に遅いのはマルウェアのせい?」と思ったら試す無料純正ツール:「Windows 11」パフォーマンス問題解消法【第2回】
「Windows 11」パフォーマンス低下の原因に、PCのマルウェア感染がある。どうすれば、マルウェア感染を確認できるのか。MicrosoftがWindows 11ユーザー向けに無償提供するマルウェア検出ツールを紹介する。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」で、データ処理速度の低下といったパフォーマンス問題が発生した際は、どうすればよいのか。Windows 11のパフォーマンス改善を図る「5つのステップ」のうち、2つ目のステップを紹介する。
2.マルウェア感染を疑って“無料の純正ツール”を試す
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「Windows 11」の賢い利用とは
Windows 11パフォーマンス問題の主要な原因として、PCのマルウェア感染が挙げられる。パフォーマンス問題の発生を認識したら、まずはマルウェア感染の確認をしよう。
マルウェア感染の有無を確認するには、Microsoftやセキュリティベンダーのマルウェア検出ツールを使い、その結果を見るのが手っ取り早い。MicrosoftがWindows 11ユーザー向けに無償で提供するマルウェア検出ツールのうち、特に下記はパフォーマンス問題が発生している際に役立つ。
- Microsoftセーフティスキャナー(Microsoft Safety Scanner)
- Microsoftが無償で提供する。ダウンロードから10日で利用期限が切れるので、最新版をダウンロードする必要がある
- Windows悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT:Windows Malicious Software Removal Tool)
- MicrosoftがWindowsの更新プログラムの一部として、毎月無償で提供する
- Microsoft Defenderオフライン(Microsoft Defender Offline)
- Windows 11の標準マルウェア対策ツール「Microsoft Defenderウイルス対策」(Microsoft Defender Antivirus)の機能。OSを起動せず、オフラインでスキャンの実行ができる
これらのマルウェア検出ツールを使ってマルウェアを発見した場合、その駆除を検討し、実行する必要がある。ほとんどの場合、マルウェアの駆除でパフォーマンス問題も解決する。マルウェア駆除についてプロの力を借りたい場合は、セキュリティベンダーに相談するとよい。
第3回は、3つ目のステップを紹介する。
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