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“Internet Explorer専用サイト”をEdgeで開く「IEモード」を有効化する方法「IEモード」を使いこなすには【第2回】

「Internet Explorer」での利用を前提としたWebサイトを「Edge」で利用できるようにする機能が「IEモード」だ。IEモードを利用するには、まずはIEモードを有効化する必要がある。どうすれば有効化できるのか。

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 MicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)での利用を前提としたWebサイトを、同社の新しいWebブラウザ「Microsoft Edge」で直接利用できるようにするのが、Edgeが搭載する「Internet Explorerモード」(IEモード)だ。IEモードを利用するには、何をすればよいのか。

こうすれば「IEモード」を有効化できる

 EdgeでIEモードを利用する方法は幾つかある。IT管理者にとって最も一般的なのは、IEモードを有効化した後に、Webサイト管理ツール「エンタープライズサイトリストマネージャー」(Enterprise Site List Manager)を使用する方法だ。

 まず以下の手順で、IEモードを有効化する。

  1. Edgeを起動する
  2. 右上の3点リーダー(「…」)をクリックする
  3. 「設定」を選択する
  4. 左カラムの一覧から「既定のブラウザー」をクリックする
  5. 「Internet Explorerの互換性」の「Internet Explorerモード(IEモード)でサイトの再読み込みを許可」欄にあるプルダウンメニューで「許可」を選択する(画面2-1)
  6. PCを再起動させる
画面
画面2-1 Edgeの設定でIEモードを許可する(編集部がスクリーンショットを取得)《クリックで拡大》

 PCの再起動後にEdgeを起動させ、以下の手順でWebサイトにIEモードを適用する。

  • IEモードを適用したいWebサイトを開く
  • 右上の3点リーダーをクリックする
  • 「Internet Explorerモードで再読み込みする」をクリックする

 EdgeはIEモードでWebサイトを読み込んだ際、アドレスバーにIEのロゴアイコンを表示する。エンドユーザーがこのロゴアイコンをクリックすると、IEモードに関する詳細情報が現れる。IEモードでは、Edgeは表示中のWebページ上部に「Internet Explorerモードになっています。ほとんどのページは、Microsoft Edgeでより適切に機能します」というメッセージと、IEモードを終了するための「Microsoft Edgeで開く」ボタンを表示する。

 IT管理者は複数のPCに対して、IEモードをまとめて有効化できる。そのためにはグループポリシー(エンドユーザーやデバイスごとの設定を一元管理する仕組み)を管理する「グループポリシー管理コンソール」(GPMC:Group Policy Management Console)や、統合エンドポイント管理(UEM)ツール「Microsoft Intune」を使用する。


 第3回は、エンタープライズサイトリストマネージャーの使用方法を取り上げる。

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