特集/連載
「バックアップのクラウド離れ」が避けられない4つの理由:「脱クラウドバックアップ」の進め方【前編】
クラウドサービスの利用をやめる“脱クラウド”の対象は、さまざまなシステムに広がっている。バックアップシステムも例外ではない。バックアップシステムのクラウドサービスをやめる理由とは何か。
バックアップシステムのクラウドサービス(クラウドバックアップ)の利用をやめて、オンプレミスのバックアップシステムに移行する――。こうしたバックアップシステムの“脱クラウド”が起こり始めている。背景には何があるのか。
バックアップの“脱クラウド”に踏み切る理由はこれだ
企業がクラウドバックアップの利用をやめて、オンプレミスのバックアップシステムへの移行を検討する理由としては、主に以下のことが考えられる。
- コストの問題
- バックアップに利用できる予算が減り、クラウドバックアップの契約を維持できなくなった。
- 運用面の問題
- 全てのITリソースをオンプレミスのシステムに一元化する経営判断をした。
- セキュリティの問題
- クラウドバックアップベンダーのセキュリティ対策が十分ではないと判断した。
- ビジネス戦略の問題
- 合併や買収に伴うポリシー変更により、クラウドサービスの利用ができなくなった。
中編は、クラウドバックアップからオンプレミスのバックアップシステムに移行する際に、考慮すべきポイントを紹介する。
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