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「テレワークのせいでやる気をなくすエンジニア」が示す“5つの兆候”:エンジニアの「テレワークで燃え尽き症候群」を防ぐ方法【前編】
テレワークをするソフトウェアエンジニアが燃え尽き症候群に陥ることは、決して珍しくない。燃え尽き症候群の症状が顕在化する前には、“ある兆候“が現れることがある。どのような兆候なのか。原因は。
世界保健機構(WHO)によると、燃え尽き症候群は「適切に管理されていない職場環境における常習的なストレス」が原因で起きる。どの企業あるいは業界で働いている人でも、燃え尽き症候群に陥る可能性はある。テレワークをするソフトウェアエンジニアも例外ではない。
テレワークのせいで燃え尽きそうなエンジニアが示す“あの兆候”
あなたがテレワーク経験者であれば、次の症状を経験したことはないだろうか。
- 元気が出ない
- 疲れが取れない
- 仕事との距離を感じる
- 仕事に後ろ向きになったり、悲観的になったりする
- 仕事の効率が低下する
テレワーカーが燃え尽き症候群に陥る原因は1つではない。以下に幾つかの原因の例を示す。
- 自宅を職場にすると、仕事を終えるタイミングを決めるのが難しくなり、ワークライフバランスを適切に保つことができなくなる。
- チームメンバーや上司とのコミュニケーション不足から、孤立感に襲われる。
- テレワークはオフィスワークよりも上司と話し合うことが難しいため、仕事の成果に確信を持てなくなる。
- 上記の一部または全てによる、モチベーションと生産性の低下に悩む。
テレワークで働くソフトウェアエンジニアが、燃え尽き症候群に陥るのを防ぐ手だてはある。次回はそのうちの3つを紹介する。
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