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アクセンチュアが考える「生成AI」の衝撃 ビジネスにもたらす“革命”とは?アクセンチュアのAI戦略【後編】

AI分野への投資を積極的に進めるAccenture。同社はジェネレーティブAI(生成AI)が社会にどのような影響を与えると考えるのか。

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人工知能 | データ


 ITコンサルティング企業Accenture(アクセンチュア)は、データや人工知能(AI)関連事業への投資、AI人材の倍増を計画している。特に同社が注目するのが、テキストや画像などを自動生成するAI技術「ジェネレーティブAI」(生成AI)だ。同社は生成AIがどのような変化をもたらすと考えるのか。

「生成AI」で社会はどう変わるのか?

 「AI技術の導入や発展に取り組む企業は、新たなビジネス成果の創出において有利な立場にある」と、AccentureのCEOジュリー・スウィート氏は話す。近年ビジネスを取り巻く状況は複雑化し、技術は急速に進化している。このような状況下で同社は、顧客企業が迅速かつ費用対効果に優れた意思決定を実践できるよう、自社の知見を生かした支援をするという。

 AccentureのAI技術活用を支えるのが、全社横断的な生成AIや大規模言語モデル(LLM)の専門チーム「Generative AI and Large Language Model Center of Excellence」だ。同チームは生成AI活用のアドバイスを顧客企業に提供する他、生成AIとLLMがビジネスに与える影響についてまとめたレポート「A new era of generative AI for everyone」を2023年3月に発表した。

 Accentureは2023年3月に公表した年次技術展望レポート「When Atoms meet Bits」で、「今後10年にわたって生成AIをはじめとする技術が社会の変化を加速させる」と予想する。その結果、「これまで別々の空間だったデジタル世界と現実世界が融合して、両者の垣根がなくなる」との見方を示す。

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