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リモートデスクトップで文字が打てないなら「アプリ」「ウィンドウ」を確認すべしリモートデスクトップのキーボードトラブル解消術【第2回】

リモートデスクトップでキーボードがうまく動作しないときは、その原因を特定する必要がある。キーボードを適切に機能させるための、基本的なトラブルシューティング手順を説明する。

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 離れたところにあるPCやサーバなどの端末を操作可能にする「リモートデスクトップ」は、MicrosoftのクライアントOS「Windows」が標準で備える機能だ。リモートデスクトップを使っているときに、キーボードが動作しなくなることがある。ローカル端末でキーボードが利用できるにもかかわらず、リモート端末で利用できない場合には、何をすればよいのか。5つのトラブルシューティング手順のうち、2つ目と3つ目を紹介する。

2.トラブルが起こるアプリケーションを特定する

 キーボードのトラブルが、リモート端末で実行している特定のアプリケーションでのみ起こるのか、全てのアプリケーションで起こるのかを確認するとよい。まずリモート端末で、テキストエディタの「メモ帳」を開く。メモ帳ではキーボードが使えるものの、特定のアプリケーションでは使えない場合は、そのアプリケーションがトラブルの原因となっている可能性がある。メモ帳でも、他の基本的なアプリケーションでもキーボードが使えない場合は、リモートデスクトップのセッション(接続)自体にトラブルの原因があると考えられる。

3.アクティブなウィンドウを確認する

 次のステップは、リモートデスクトップのウィンドウがアクティブかどうか、つまり利用中のウィンドウとして選択しているかどうかを確認することだ。リモートデスクトップを利用しているときに、ローカル端末で稼働するアプリケーションのウィンドウをアクティブにしていると、キーボードの入力内容をリモートデスクトップに送信できない。


 第3回は、トラブルシューティング手順の4つ目を説明する。

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