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頭文字Dの重要キーワード「DEI」って何? 頭文字Eの必修略語「ESG」の意味は?:いまさら聞けないビジネス略語【第3回】
新しく生まれるビジネス略語はしばしば、その時代の潮流を端的に表す。価値観をアップデートするには、“今”のビジネス略語を確実に押さえることが近道だ。頭文字が「D」「E」の主要なビジネス略語を確認しよう。
ビジネスにおける価値観の変化に伴って、さまざまなビジネス略語が生まれる。新しいビジネス略語の意味を正確に理解することは、新しい価値観に基づいた適切な判断を下す上で大いに役立つ。実際には「どのようなビジネス略語に遭遇しても、意味を正しく理解できる」と胸を張って言える人は、それほど多くない。効果的かつスムーズな会話を実現するために、主要なビジネス略語の意味を確認しよう。
DEIって何? ESGとは? 頭文字D、Eの必修ビジネス略語
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連載:いまさら聞けないビジネス略語
DEI関連の注目トピック
- 多様性、公平性、包摂性「DEI」の“押し付け”がむしろ分断を広げてしまう現実
- 多様性、公平性、包摂性「DEI」への反発を恐れて“無口”になっては駄目な理由
- 「多様性のある人材採用」を口先だけにしないために“本当に大切なこと”
- DEI(Diversity, Equity and Inclusion)
- 多様性、公平性、包摂性(誰も排除しないこと)。これらの促進を目的としたポリシーや取り組みを指すこともある。
- DM(Direct Message)
- ダイレクトメッセージ。ソーシャルメディアでは、メッセージを公開せずに直接相手に送ることや、その機能を指す。「PM」(Private Message:プライベートメッセージ)と同じ意味で使われる。
- DOE(Depending on Experience)
- 「経験に応じて(給与が異なる)」の意味。求人情報でよく使われる。
- EBITDA(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization)
- 利払い、税引き、償却前の利益。企業の全体的な財務の健全性を測る指標として使う。
- EOD(End of Day)
- 営業日の終わり。業務の指示として使う場合は「その日の終業時間が締め切り」という意味になる。
- EPS(Earnings Per Share)
- 1株当たりの純利益。企業の収益性を示す。四半期分もしくは1年分の純利益を発行済み株式数で割って算出される。
- ESG(Environmental, Social and Governance)
- 環境、社会、ガバナンス。持続可能性(サステナビリティ)を重視した経営の概念を指す。
- ETA(Estimated Time of Arrival)
- 到着予定時刻。ビジネスではしばしば作業の期限や完了時刻を意味する。
- EX(Employee Experience)
- 従業員経験価値。求職から退職まで、従業員が仕事を通して得るあらゆる経験を指す。
次回は、頭文字がFからIのビジネス略語を紹介する。
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